時短と聞いて、テクニックやショートカットなどのノウハウを思い浮かべる人は多いでしょう。
しかし、時短の効果を十分に発揮するには、その土台となる「環境」がしっかり整えられていないと意味がありません。
乱雑なデスクの上でパソコン作業を5分時短しても、必要な書類を探すのに10分もかってしまってはせっかく実践した時短がムダになってしまいます。
まずは身の回りの環境を整え、時短の効果を最大限に活かせるようにしていきましょう。
時短はテクニックだけじゃない
環境づくりこそ時短のベース
会社によっては日頃から「5S」を実践されていると思いますが、それが今回の内容のメインです。
ちなみに5Sとは、
- 整理
- 整頓
- 清潔
- 清掃
- しつけ
の頭文字をとったものです。
これらの要素は、安全で効率の良い仕事をするために必須のものといえます。
これを実践した上で時短テクを使いこなせば、発揮した効果がムダにならないということになります。
次の項目で具体的なポイントについてみていきます。
【重要】時短環境チェックリスト
まずは身近なところから確認
A:道具編

スマホ・パソコン
●動作は重くないか
起動やページの読み込みに時間がかかりすぎていると、日々かなりの時間をムダにします。
1回の読み込みで5秒待つとすると、20回も重ねれば60秒。1日に200回繰り返せば読み込みだけで10分ロスします。それを解消するだけで日々の作業効率が大きく改善します。
2,デスク編

- 書類、文房具の置き場所は決まっているか(すべてに定位置を設定することで、物を探す時間と置き場所を探す判断回数を削減)
- ゴミや使わなくなった資料などを置きっぱなしなしていないか(作業スペースの確保と集中力が乱れる原因の排除)
まとめ
今回は、時短の環境をととのえるために必要な準備について記載しました。
当然といえば当然ですが、意外と環境が整っていない場合があるので、今一度見直していただくことをおすすめします。
土台がしっかりしてこそテクニックが生きる
環境をととのえ、それを維持することができれば、基本的な時短の基礎はできているといえます。
そこから時短術を生かしていけば、仕事の時短の効果を最大限に発揮できるようになります。
気付いたときからぜひ実践!
今よりも楽しく生きるために
変わるには”今”しかない!